【子育てしてる人は絶対見て】発育発達論

こんにちは

名古屋市天白区原駅2番出口徒歩1分

美ボディ&美姿勢パーソナルジムStudio Hack

トレーナーの吉田です。

 

今回は、

発育発達論

についてお話しします。

 

いや、なんじゃそれは。

小難しいことならいいや。

って思った方ちょっと待って下さい。

 

この知識を知っておくことで

➊機能的な動きの重要性がわかる→重要性がわかることは運動への意識が高まります。

❷子ども(幼児)への対応が変わる。→幼児教育に最適

最後までご覧ください。

赤ちゃん(乳幼児)は骨格筋が少ないのにも関わらず無意識に本能で身体の機能を活用し、

身体を鍛えているんです。

 

以下が発育発達のプロセスです↓

➊寝返り

最初の移動運動になります。

この時点で、体幹の安定運動→分離の運動へ

手足の動きに対する体幹の安定性向上を行っています。

 

②パピーポジション

ここで下部体幹の安定

肩甲骨の状態を最適化

背骨を反らす筋肉の機能を向上を狙っています

 

③ピボットプローン

体幹・股関節の伸展(足を後ろに引く動き)

肩甲骨の内転・安定(うちに寄せる動き)

体幹背部のアウターユニット(大きな筋群)の発達を行っています

 

➃腹這い

パピーポジションから這っている状態ですね。

ここで肩甲帯(肩肩甲骨周り)、股関節の安定性を向上しています

 

⑤四つ這い

ザ・赤ちゃんの動きですね

この段階で、

体幹の空中での安定性向上

股関節・肩甲帯の機能向上

背骨のしなやかの向上

股関節の適合性

を狙っています

 

⑥高這い

四つ這いから膝が浮いた状態ですね。

この動きで、

股関節周囲の安定性向上

骨盤・背骨・上肢帯(腕)の連動

仙骨前傾、腰椎(腰の背骨)前弯

体幹部の曲げる筋肉と反る筋肉の協働収縮

下部体幹の安定性を鍛えています。

 

⑦膝立ち、片膝立ち

ここまで来たら一人で歩けるまでもう少しですね。

この段階で、

股関節伸展筋群の筋機能向上(お尻やももうら等)

骨盤前傾確度のコントロール性向上

股関節屈筋群の伸張性向上(前ももなどの筋肉)

殿筋群、背筋群、側腹筋群筋機能向上

 

以上なんですが、これ見るとひとつわかることは

過剰に乳幼児の動きを手伝い過ぎてはダメという事です。

自然に体を鍛えていますから、それを阻害することになってしまいます。

歩行器などは良くない例で発育発達のプロセスをすっ飛ばしてしまいかねません。

 

また、このように機能的に体を鍛えている動きなため

この理論に基づくエクササイズは実はたくさんあるんです。

ピラティスやヨガにはこの➊~❼の中で似たような動きを見たことはあるのではないでしょうか?

 

この理論に基づくエクササイズプログラムは非常に運動療法として有効であり、

身体の機能を向上するにあたり、成人や高齢者にも活用できます。

 

ぜひこういった知識を持っておいて、今後の運動に対する意識を変えてみてください。