こんにちは
名古屋市天白区原駅2番出口徒歩1分
パーソナルトレーニングスタジオStudio Hack
吉田です!
次回に続き、パート3でお送りします!
①ビタミンD不足
ビタミンDは筋肉細胞の代謝・分化に関与しており、不足すると筋力・筋量ともに低下。
特に高齢者や日照不足の人で問題になりやすい。
Beaudart et al., 2014 (J Clin Endocrinol Metab)
Xiong et al., 2024 (Front. Endocrinol.)
太陽に2時間あたると充分にビタミンDが体内で生成されます。
②慢性炎症(腸の炎症、自己免疫疾患など)
慢性的な炎症状態では、筋タンパク質の合成シグナルが阻害される。
• 「Targeting Immune Cell Metabolism in the Treatment of Inflammatory Bowel Disease」:IBDモデルでmTORC1制御が炎症・自食作用に関与 
• 「mTOR as a Potential Target for the Treatment of Microbial Infections, Inflammatory Bowel Diseases…」:mTOR阻害がIBDに有効 
• Reddit報告(研究まとめ):自己免疫・炎症疾患におけるmTORの治療的抑制効果
③低活動レベル
トレーニング以外の日常活動量が極端に少ないと、基礎代謝が下がり筋肉の維持刺激も減る。
1. Bergouignan et al. (2011)
Physical inactivity decreases the rate of skeletal muscle protein synthesis
Dirks et al. (2016)
:Skeletal muscle disuse atrophy is not attenuated by dietary protein supplementation in healthy older men
Pontzer et al. (2016)
Constrained Total Energy Expenditure and the Evolutionary Biology of Energy Balance
なるべく、階段を使う、一駅歩くなど。
日常生活でも動かす意識を持ちましょう。
④過剰な有酸素運動
特にカロリー摂取が少ない状態で長時間の有酸素運動を行うと
筋肉もエネルギーとして使われてしまいます。
筋肉を付けていく場合、筋力トレーニングと十分なカロリー摂取が必要です。
いかがでしたでしょうか?
他にも実は要因はあるのですが、
これだけ筋肉が分解されてしまう要因があるのです。
全てをカバーするのは大変ですが、知っているのと知らないとでは
差が出てきますので、なるべく頭にいれつつ出来る範囲で実践していきましょうね!