名古屋市天白区原
鶴舞線原駅徒歩1分
パーソナルトレーニングジム Studio Hackの吉田隼大です。
スクワットというと
「脚を鍛える運動」
というイメージを持たれがちです。
そのため、ジムに通い始めてすぐに
バーベルやダンベルを持ってスクワットを始める人も少なくありません。
ですが、準備ができていない状態での加重スクワットは
ケガのリスクを高める可能性があります。
その理由は、スクワットが単なる筋力運動ではなく
感覚と運動の協調によって成り立つ動作だからです。
スクワットは「運動制御」
スクワットでは、
足裏で床を感じ
関節の位置を把握し
身体の重心をコントロールしながら動く
という一連の感覚入力と運動出力が必要になります。
つまり、
身体が今どこにあり
どの方向に動いているかを感じ取りながら
それに応じて筋肉が働く
という感覚運動ループが働いています。
この仕組みが整ってはじめて、
股関節・膝・足首・体幹が協調して動きます。
準備不足で重りを持つと何が起きるのか
感覚入力が未熟な状態で重りを持つと、
脳は「安全な動き」ではなく
「とにかく動作を成立させる方法」を選びます。
すると、
股関節ではなく腰で曲げる
体幹ではなく前ももで支える
足裏の情報が取れず膝が内側に入る
といった代償が起きます。
これは筋力不足というより、
身体の位置や動きをうまく感じ取れないことによる運動制御の問題です。
重りを持つことで、
その誤った制御パターンが強化されてしまいます。
結果として、
筋肉ではなく関節にストレスが集中し
腰や膝の不調につながることがあります。
本当に必要なのは「動作の精度」
スクワットで重要なのは、
・足裏で支えられているか
・股関節から動けているか
・体幹が姿勢を保てているか
といった運動の質です。
これらは筋力というより、
感覚と運動の協調能力によって支えられています。
自重でコントロールできない動きは、
重さを持てばさらに崩れます。
重りは最後のステップ
スクワットは
「重さに耐える運動」ではなく
「身体を正しく扱う練習」です。
まずは、
感じて
支えて
コントロールする
という土台を作ること。
そのうえで重りを乗せていくことが、
安全に強くなるための正しい順序です。
いきなり重りを持つのではなく、
まずは自分の身体を扱える状態を作ること。
それが、遠回りのようで一番の近道になります。
ご予約や、スタジオの詳しい内容はこちら↓