こんにちは
スタジオハックです。
今回は、
ランニングで膝が痛くなる意外な原因
についてお話します!
ランニングで膝が痛くなる原因は膝だけにあると思いがちですが、実は股関節の動きがカギを握っています。
股関節の内旋が不足すると、
脚全体の連動が崩れ、結果的に母指球で蹴り出す動きがうまくできなくなります。
股関節内旋とは?
股関節の内旋は、太ももを内側にねじる動きです。
走る動作では着地から蹴り出しまでの連動で重要な役割を持ちます。
股関節内旋不足と母指球の関係
「母指球で蹴りましょう」という指導はよくありますが、
実は母指球で蹴ることは意識して行うものではなく、
股関節の内旋が正しく行われた結果として自然に起きる動作です。
内旋が不足すると、太ももから足までの連動が乱れ、母指球に体重が乗り切らず、蹴り出しが弱くなります。
膝への影響
股関節内旋不足により蹴り出しがうまくいかないと、
着地時の衝撃吸収が不十分になり、膝関節や周囲の靭帯・筋肉に過剰な負担がかかってしまいます。
改善に向けて
• 股関節の内旋可動域を改善するストレッチ・エクササイズ
• 股関節周囲筋(特に深層外旋筋や中殿筋)の強化
• 足部の母指球に自然に体重が乗る動きを股関節から作る意識
などを行えるといいかなと思います。
母指球で蹴ることはゴールではなく、股関節内旋という根本の動きが正しく行われて初めてスムーズにできる動作です。
膝痛改善には膝だけでなく、股関節の動きを整えることが不可欠です。
