名古屋市天白区原
鶴舞線原駅徒歩1分
パーソナルトレーニングジム Studio Hackの吉田隼大です。
今回は、また「反り腰」についてお話します。
反り腰を治したい。となったとき、多くの人はこう考えます。
・腹筋が弱い
・腰が反っている
・骨盤が前傾している
だから「腹筋を鍛えましょう」「骨盤を後傾させましょう」と指導される。
でも現場で見ていると、これで良くなるケースはかなり限られています。
なぜかというと、反り腰の本質は形ではなく呼吸と圧の問題だからです。
インハレーションスキーマとは何か
ざっくり言うと「吸いっぱなしの身体」
インハレーションスキーマとは、
身体が常に「吸気側(息を吸った状態)」に偏っている状態です。
特徴としては
・肋骨が開いている(リブフレア)
・胸郭が持ち上がっている
・腰椎が過剰に伸展している
・腹圧が前に逃げている
つまり、「息を吸って膨らんだまま固定されている身体」です。
なぜ反り腰になるのか
ここで重要なのは順番です。
反り腰が原因ではなく、
呼吸の偏り(インハレーション) → 反り腰
この流れです。
メカニズムとしては、
息を吸う
→ 横隔膜が下がる
→ 胸郭が広がる
でも吐けない
→ 肋骨が閉じない
腹圧が前に逃げる
→ 腹筋が使えない
代わりに腰で支える
→ 腰椎伸展(反り腰)
といった感じです。
「腹筋が弱い」は半分正解で半分間違い
よくある説明で
「腹筋が弱いから反る」
これは間違いではないですが、本質ではないです。
正確には
腹筋が使えない状態にされている
です。
なぜ使えないのか?
それはすなわち、「吐けていないから」です。
だから鍛える前に戻すが必要
ここで多くの人がやってしまうのが
・プランク
・クランチ
・レッグレイズ
こういった腹筋トレーニングです。
でも、インハレーション状態のままやると
腰が反ったまま腹筋をすることで首や股関節で代償し、余計に固まる...
という逆効果になります。
改善の本質は「吐ける身体に戻すこと」
スタートはここ
やるべきことはシンプルで
「しっかり吐く」こと
ポイント
・口から長く吐く(6〜8秒)
・肋骨を下げる意識
・お腹をへこませるのではなく“締まる感覚”
・腰を反らさない
反り腰改善の本当の順番
ここを間違えると一生変わりません。
① 呼吸(吐けるようにする)
② 肋骨ポジションを整える
③ 腹圧を感じる
④ その状態で動く
⑤ 最後に筋トレ
よくある失敗パターン
・いきなりスクワット
・いきなり腹筋
・ストレッチだけやる
・骨盤だけ意識する
これ全部「結果」にアプローチしていて
「原因」に触れていません。
現場レベルのまとめ!
反り腰は
姿勢の問題ではなく、筋力の問題でもない。
呼吸戦略の問題です。
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