外モモ *緩めるだけ*はやめて

こんにちは

名古屋市天白区原駅2番出口徒歩1分

パーソナルトレーニングスタジオStudio Hack

トレーナー吉田です。

 

今回は、

外腿だけ緩めたら逆に良くないよ。

というテーマでお話します。

 

最近ではYouTubeやSNSで「外腿を緩めるストレッチ」「外側をほぐすマッサージ」などが人気です。
確かに、外腿(太ももの外側、特に大腿筋膜張筋や外側広筋)がパンパンに張ってしまうと

脚が太く見えたり、股関節や膝の不調の原因になったりします。

でも実は、

「外腿だけを緩めると、逆に身体のバランスを崩してしまう」

ことが少なくありません。

 

なぜ外腿だけ緩めると危ないのか?

① 外腿は「代償して働いてる」可能性が高い(被害者)

外腿が張ってる人は、実は他の筋肉がサボってることが原因で、

外腿が「代わりにがんばってる」ケースがよくあります。

たとえば:
• 内もも(内転筋群)が弱い
• 臀筋(お尻)がうまく使えていない
• コア(体幹)や足部が不安定

このような状況で外腿だけをほぐすと、

「本来働くべき筋肉が育たないまま、支えを失ってさらにバランスが崩れる」

ことになりかねません。

 

② 外腿は「姿勢のバランス」にも影響している

外腿は股関節の外転・内旋に関わる筋肉(大腿筋膜張筋や腸脛靭帯など)

とつながっていて、立った姿勢の安定や歩行時の支えにも大きな役割を担っています。

ここを急に緩めると…
• 膝が内側に入る(ニーイン)
• 骨盤が不安定になる
• 腰や足首に負担が移る

という「ドミノ倒し」が起こる可能性があります。

 

本当に必要なのは、「部分」じゃなく、「つながり」を見ること

 

「脚痩せしたい」「外腿の張りを取りたい」と思ったときほど、
大事なのは『全体のバランスを見ること』です。

当スタジオでは、外腿を緩める前にまず次のことをチェックしています:
• 骨盤と股関節の位置関係
• 内転筋やお尻の筋肉の働き
• 姿勢と重心のくせ(片足立ちや歩き方)
• 足部や体幹の安定性

これらを整えた上で

適切な順番で外腿へのアプローチを行うことが、

見た目にも機能にもつながる「本当の脚痩せ・ボディメイク」です。

 

気になる方はぜひ無料体験にご参加くださいね。