こんにちは
Studio Hackです。
今回は、
姿勢改善の本質的なお話をします。
姿勢を整えたいと考えたとき、多くの人は「トレーニングやストレッチを頑張る」だったり、
「整体に行く」ことをイメージします。
しかし、仮に週1回1時間のそれらを受けたとしても、それは1週間のうち たった1日の1時間 にすぎません。
残りの6日の時間をどう過ごすか
ここに、姿勢改善がうまくいくかどうかの分かれ道があります。
■姿勢は「習慣の総和」
姿勢とは、筋肉や骨格だけでなく、
・呼吸の仕方
・座り方や立ち方
・スマホを見る姿勢
・歩行中の意識
・睡眠環境
・ストレスレベル
など、日常のすべての要素が積み重なって形成される「習慣の結果」です。
つまり、ジムでの1時間はきっかけにすぎず、
本当の勝負はその後の 23時間の過ごし方 にあります。
■24時間体制の「包括的介入」とは?
姿勢を変えるために必要なのは、単発のエクササイズではなく、
日常動作・環境・マインド までを含めた包括的なアプローチです。
たとえば、以下のような介入が有効です。
• 朝: 呼吸・胸郭を開く簡単な可動域向上の運動で1日のスタートを整える
• 日中: デスクワーク中の座位姿勢をサポートする椅子やポジションを工夫
• 移動時: 歩行時に骨盤の位置や足裏の接地感を意識
• 夜: 背面を緩めるセルフリリースや、睡眠前のリラクゼーション呼吸
このように「一日の流れ」を設計していくことで、
トレーニングの効果を24時間かけて定着させていくことができます。
■筋肉ではなく「環境と行動」を変える
「姿勢が悪い=筋力が足りない」と考える方は多いですが、
実際は 筋肉以前に、使われ方や環境設定に問題がある ことがほとんどです。
例えば、
• モニターの高さを変えるだけで肩の位置が整う
• スマホを目線の高さに上げるだけで頚の負担が激減する
• 足裏の接地を意識するだけで骨盤が立つ
こうした小さな行動変化の積み重ねが、長期的な姿勢改善につながります。
トレーニングは「24時間のうちのリセットタイム」
姿勢改善とは、「トレーニングで鍛える」それも大切ですが、
「24時間の中で姿勢を再教育する」こと。
ジムでの時間は、日常生活をより良く過ごすためのリセットタイムです。
それを起点に、日常の姿勢習慣を整えていく。
このサイクルができたとき、姿勢は自然と変わっていきます。
とはいってもまずは、現状を知り、運動習慣をつけるところから。
皆様のご来店お待ちしております!