こんにちは
名古屋市天白区原駅2番出口徒歩1分
40代の運動不足解消専門パーソナルジム
STUDIO HACKトレーナーの吉田です。
今回は、
ダイエットしても脚が痩せない理由 ― 機能解剖・運動制御・姿勢から読み解く
というテーマでお話します。
なにやら、難しい言葉が出てきましたが、ここを理解すると
脚痩せのエキスパートになれるので読んでみてください。
「食事制限も運動も頑張っているのに、なぜか脚だけ痩せない」
そんな悩みを持つ方はとても多いです。
実はその原因、筋肉や脂肪の問題というよりも、
身体の使い方や神経のクセ、姿勢のバランスにあるかもしれません。
この記事では、
機能解剖学・運動制御・姿勢制御という3つの専門的な視点から、
脚が痩せにくい理由と、その改善ヒントを解説していきます。
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【1】機能解剖学:脚の筋肉がバランスよく使えていない
私たちの脚には、大きな筋肉が複数存在しています。
しかし現代人の多くは、特定の筋肉ばかりを過剰に使い、ほかの筋肉が働いていない状態になっています。
■ 過剰に使われやすい筋肉
• 大腿四頭筋(前もも)
特に外側広筋が発達すると、前ももがパンパンに張った印象になります。
• 腓腹筋(ふくらはぎ)
膝を伸ばしたままつま先で立つ癖があると、ここばかり使われます。
■ 使われにくい筋肉
• 内転筋群・ハムストリングス・臀筋群
姿勢保持や股関節の安定に重要ですが、デスクワーク中心の生活で弱くなりがちです。
このバランスの崩れが、「太く見える脚」の原因です。
痩せたいなら、まずは正しい筋肉が使える身体づくりが必要です。
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【2】運動制御:脳が誤った運動パターンを記憶している
筋肉は、「使うかどうか」を脳と神経が決めています。
つまり、どの筋肉を優先して使うかは脳のクセに左右されるのです。
■ 例:スクワットで前ももばかり効いてしまう
これは、「股関節」ではなく「膝関節」で動こうとする運動パターンになっている証拠。
お尻や内ももを使いたくても、脳はいつもの「前もも優先」のパターンを選びます。
■ 解決のヒント
• 意識的に動かす低負荷エクササイズから再教育が必要です。
例:ヒップリフトやクラムシェルなどで臀筋群の再活性化
こういった再学習(モーターコントロールの再構築)によって、
「正しく使う → 正しく痩せる」身体に変えていくことができます。
モーターコントール=運動制御
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【3】姿勢制御:骨格と重心のズレが脚を太くする
姿勢が崩れると、身体はバランスをとろうとして、
特定の筋肉に負担をかけるようになります。
■ 典型的な崩れた姿勢
• 反り腰+前重心
前ももとふくらはぎが緊張し、ヒップラインが下がります。
• X脚・O脚
骨盤や膝のアライメントが崩れ、内転筋やハムストリングスがうまく使われません。
■ 解決のヒント
• 足のアーチ、骨盤、胸郭の位置を整えるエクササイズ
• 呼吸トレーニングで重心コントロールを改善
姿勢と重心が整うことで、余計な筋緊張が取れ、脚のラインにも変化が表れます。
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【まとめ】痩せない脚は、「動き方」が原因だった
どれだけダイエットや筋トレをしても脚が痩せない…
それは脂肪の量や体重のせいではなく、
**「間違った動き方」と「神経のクセ」**が原因かもしれません。
脚やせのために見直すべき3つの視点:
1. 筋肉の使われ方の偏り(機能解剖学)
2. 脳が記憶した誤った運動パターン(運動制御)
3. 重心や骨格の崩れ(姿勢制御)
「鍛える前に、まず正しく動かすこと」
ここから始めれば、脚は確実に変わっていきます。
スタジオハックでは、①整える ②正しく動かす ③鍛える
という順序で行います。
ぜひ、一度無料体験にお越しください。