睡眠不足で脂肪が落ちない理由

名古屋市天白区原

鶴舞線原駅徒歩1分

パーソナルトレーニングジム Studio Hackの吉田です。

 

今回は、

睡眠不足で脂肪が落ちない理由を代謝の本質から深掘りします。

 

「食事も管理しているのに痩せない」
「運動もしているのに体脂肪が減らない」

この状態、かなりの確率で
脂肪が落ちない身体の状態に入っています。

そのトリガーのひとつが、睡眠不足です。

 

脂肪が落ちる仕組みを整理する

まず前提として、脂肪が落ちるには

脂肪を分解する(リポリシス)
分解された脂肪をエネルギーとして使う

この2つが成立する必要があります。

つまり、
「分解できる状態」と「使える状態」が揃って初めて痩せます。

 

睡眠不足で何が崩れるのか

① インスリン感受性の低下

睡眠不足になると、
インスリン感受性が低下します。

これは簡単に言うと、

筋肉 → 糖を取り込みにくくなる

脂肪 → 糖を溜め込みやすくなる

という状態です。

結果どうなるか?

血糖値が下がりにくい
インスリン分泌が増える
脂肪の分解が抑制される

つまり、
「脂肪を燃やすスイッチが入らない」状態になります。

 

② コルチゾール増加による脂肪保持

睡眠不足=身体にとってストレスです。

このとき増えるのが
コルチゾール(ストレスホルモン)

コルチゾールが高い状態では

脂肪分解が抑制される
内臓脂肪が蓄積しやすくなる

 血糖値が上がりやすくなる

さらに悪いことに、

インスリンとコルチゾールはセットで脂肪を守る方向に働くので

脂肪を分解できない、溜め込む。というダブルパンチが起きます。

 

③ NEAT低下(無意識の活動量が落ちる)

睡眠不足だと、

だるい
動きたくない
無意識の活動が減る

これが起きます。

ここで重要なのは、
NEAT(非運動性熱産生)です。

日常のちょっとした動き(歩く・立つ・姿勢維持)が減るだけで、
1日数百kcal単位で消費が落ちることもあります。

 

睡眠不足は脂肪を守る状態です。

ここまでをまとめると、

睡眠不足では

インスリン感受性低下 → 脂肪を使えない
コルチゾール増加 → 脂肪を守る
NEAT低下 → 消費が減る

つまり、脂肪を落とす条件が全部崩れる。というわけです。

 

脂肪が落ちないのは「頑張りが足りない」ではなく

身体が落とせない状態になっているだけです。

睡眠はその状態を決める最上流の要因です。