「身体を整える」とはどういうこと?|柔らかくするだけではない理由

「身体を整える」と聞くと、ストレッチや筋肉を柔らかくすることを想像するかもしれません。

しかし大切なのは、身体全体を見て動きやすい状態をつくること。

本記事では、身体を整える本当の意味を解説します。


名古屋市天白区

鶴舞線原駅徒歩1分

パーソナルトレーニングジム Studio Hackの牧野です。


「身体を整える」と聞くと、何を思い浮かべますか?

ストレッチ。

マッサージ。

筋肉をほぐすこと。

こうしたことをイメージする方も多いと思います。

もちろん、それらも身体を整える方法の一つです。

でも、

「身体を整える=身体を柔らかくする」

ではありません。

大切なのは、

今の身体が、必要な動きをしやすい状態に近づけること。

そのためには、一か所だけを見るのではなく、身体全体を見る必要があります。

今回は、「身体を整える」とはどういうことなのかについてお話しします。


① 「硬い=そこだけを柔らかくする」ではない

例えば、

「身体が硬い」

と感じたとします。

すると、

「じゃあ、硬いところをストレッチしよう」

と考えるのが自然です。

もちろん、それで動きやすくなることもあります。

しかし、身体の動きにくさには、別の場所が関係している場合もあります。

硬さは、

「そこが原因」ではなく、「今の身体の状態として表れているもの」

かもしれません。

だからこそ、硬い場所だけを見て判断するのではなく、

「なぜ、その動きがしにくいのか?」

を考えることが大切です。


② 身体全体を見ると、別の要因が見えてくる

以前、お客様から、

「かかとを付けたままの屈伸ができないのは、足首が硬いからですよね?」

と言われたことがありました。

実際、足首はかなり硬い状態でした。

だから、

「足首が原因ですね」

と判断して、足首だけを動かして終わることもできます。

しかし、身体全体を見ていくと、それだけではありませんでした。

前ももの緊張。

股関節の使い方。

骨盤の動き。

そして、胸椎(背中の上の方)の動かし方。

いくつかの要素が重なって、屈伸の動きを難しくしていました。

そこで、一か所だけに注目するのではなく、股関節の使い方を一緒に練習しながら、足幅を少し広げ、骨盤を収めやすい姿勢で動いてもらいました。

すると、わずか10分足らずの調整でも、屈伸の動きに変化が出ました。

足首が硬かったことは間違いありません。

でも、

足首だけが問題だったわけではなかった。

ここが大切なポイントです。


③ 「整える」の目的は、柔らかくすることではない

このように考えると、

「整える」という言葉の意味も少し変わってきます。

整える目的は、

身体を柔らかくすることだけではありません。

姿勢をきれいにすることだけでもありません。

身体を必要な方向へ動かしやすくすること。

そして、

身体の各部分が協力して動ける状態に近づけること。

そのために必要な場所を見つけて、必要なことを行います。

だから、同じ「身体が硬い」という悩みでも、人によって整える場所や順番は変わります。


④ 身体を整えるには、まず身体を知る

ここまでの記事でもお伝えしてきたように、身体はそれぞれ違います。

呼吸。

姿勢。

重心。

関節の動き。

筋肉の緊張。

身体の使い方。

一つひとつが影響し合っています。

だからこそ、

「ここが硬いから、ここを伸ばす」

だけではなく、

「今の身体には何が必要なのか?」

を見ることが大切です。

評価をして、身体の状態を理解する。

その上で、必要なところを整える。

そして、動かし方を身につける。

そこからトレーニングにつなげていきます。


まとめ

「身体を整える」とは、

単純に身体を柔らかくすることではありません。

一か所だけを見るのではなく、身体全体を見ながら、

「なぜ動きにくいのか?」

を考えること。

そして、その人に必要な場所を、必要な順番で整えていくことです。

足首が硬い。

肩が動きにくい。

腰が痛い。

そうした身体の状態には、別の場所が関係していることもあります。

だからこそ、

身体は一か所だけで考えない。

まず身体を知る。

そして整える。

その上で使えるようにして、鍛える。

この順番が、無理なく身体を変えていくための土台になります。

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