身体を評価するとは、痛い場所や姿勢だけを見ることではありません。
立つ・しゃがむ・歩くなどの動作から、身体の特徴や使い方を知ることが大切です。
名古屋市天白区
鶴舞線原駅徒歩1分
パーソナルトレーニングジム Studio Hackの牧野です。
「身体を評価する」
という言葉を聞くと、少し難しく感じるかもしれません。
姿勢を見る。
関節の動きを測る。
筋力を調べる。
もちろん、こうしたことも身体を知るための大切な情報です。
でも、
身体の評価=チェック項目を調べること
ではありません。
大切なのは、
「今の身体が、実際にどう動いているのか?」
を見ることです。
身体を整える前に、まず今の身体を知る。
そのために行うのが「評価」です。
① 姿勢だけでは、身体のことは分からない
例えば、
「姿勢が悪い」
と言われたことがある人もいるかもしれません。
猫背。
反り腰。
左右の肩の高さが違う。
こうした特徴は、身体を見る上で一つの情報になります。
でも、その姿勢だけを見て、
「ここを直せばいい」
と決めることはできません。
なぜなら、
人は止まっているときだけ身体を使っているわけではないからです。
立つ。
歩く。
しゃがむ。
腕を上げる。
物を持つ。
私たちは日常生活の中で、身体を動かし続けています。
だからこそ、
止まった姿勢だけではなく、動いている身体を見ることが大切です。
姿勢を見る。
そして、そこから実際にどう動くのかを見る。
両方を合わせることで、その人の身体の特徴が少しずつ見えてきます。
② 「できる・できない」だけではなく、「どうやっているか」を見る
例えば、
しゃがめる。
腕を上げられる。
片脚で立てる。
それだけを見ると、
「できているから問題ない」
と思うかもしれません。
でも、大切なのは、
「どうやって、その動作をしているのか?」
です。
しゃがむとき、身体はどのように動いている?
腕を上げるとき、どこが一緒に動いている?
片脚で立つとき、身体はどうやってバランスを取っている?
同じ動作ができていても、その「やり方」は人によって違います。
水曜日の記事で触れたように、身体は必要に応じて別の場所を使い、動作を成立させることもあります。
だから、
「できるかどうか」だけではなく、「どうやってできているか」
を見る。
これも、身体を評価する大切な視点です。
③ 左右差も「悪い」とは限らない
身体を評価するとき、左右差を見ることもあります。
右と左で動きが違う。
片方だけ動きにくい。
身体の使い方が左右で違う。
そんなこともあります。
でも、
左右差がある=悪い
というわけではありません。
利き手や利き足もあります。
生活習慣もあります。
仕事やスポーツによる身体の使い方もあります。
そもそも、人の身体は完全な左右対称ではありません。
だから大切なのは、
「左右差があるか?」
だけではなく、
「その左右差が、今の動作にどう影響しているのか?」
を見ることです。
違いを見つけることと、
その違いを「悪い」と判断することは別です。
まずは、
「自分には、こういう特徴があるんだ」
と知る。
そこから考えていきます。
④ 数字だけでは分からないことがある
身体の評価では、
関節の角度。
筋力。
柔軟性。
そうした数値を見ることがあります。
数字は、とても大切な情報です。
でも、
数字だけで身体のすべてが分かるわけではありません。
例えば、
「股関節がどのくらい動くのか」
を測れば、その関節の動く範囲を知ることができます。
でも、それだけでは、
歩くとき。
しゃがむとき。
階段を上るとき。
その動きを実際にどう使っているのかまでは分かりません。
そして、
立っているときに、身体のどこに重心があるのか。
左右どちらに体重をかけやすいのか。
動いたときに重心がどう移動するのか。
こうしたことも、身体を知るための大切な情報です。
だから、
数字と実際の身体の動きを一緒に見る。
どちらか一方ではなく、いくつかの情報を組み合わせることで、
「今の身体はどうなっているのか?」
が少しずつ見えてきます。
⑤ 評価は「悪いところ探し」ではない
ここは、身体を評価するときにとても大切なことです。
評価というと、
「悪いところを見つける」
というイメージがあるかもしれません。
でも、本来はそれだけではありません。
よく動いているところ。
安定しているところ。
得意な動き。
苦手な動き。
無意識に使いやすい場所。
重心の位置や移動の特徴。
左右の違い。
そうしたものを含めて、
「今の自分の身体には、どんな特徴があるんだろう?」
と知ること。
それが評価です。
だから、
評価=悪いところ探し
ではありません。
むしろ、
評価=今の身体を知るための情報集め。
そう考えると、評価の意味も少し変わってくるのではないでしょうか。
まとめ
身体を評価するというと、
姿勢を見る。
柔軟性を測る。
筋力を調べる。
そんなイメージがあるかもしれません。
もちろん、それらも大切です。
でも、それだけではありません。
立つ。
歩く。
しゃがむ。
腕を上げる。
そうした実際の動作の中で、
「身体がどう動いているのか」
を見る。
そして、
できる・できないだけではなく、
「どうやって動いているのか」
を見る。
姿勢。
動き。
左右差。
重心。
数値。
いろいろな情報を組み合わせることで、
今の身体の特徴が少しずつ見えてきます。
評価は、
「悪いところを探すこと」ではありません。
今の自分の身体を知るための情報集めです。
だからこそ、
整える前に、まず知る。
自分の身体を知ることで初めて、
「では、自分には何が必要なのか?」
を考えることができます。
そんな方は、一度身体全体の動きを見直してみませんか?
Studio Hackでは、一人ひとりの身体の状態を評価し、生活スタイルに合わせた改善方法をご提案しています。
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