腰や膝、肩などに不調があると、その場所だけが原因だと思いがちです。
しかし身体は各部分が関係しながら動いています。
一か所だけに注目せず、全体の動きを見る大切さを解説します。
名古屋市天白区
鶴舞線原駅徒歩1分
パーソナルトレーニングジム Studio Hackの牧野です。
身体に痛みや動かしにくさがあると、
「ここが悪いんだ」
と、その場所に意識が集中します。
腰が痛ければ腰。
膝が痛ければ膝。
肩が痛ければ肩。
当然のことですよね。
でも、
気になる場所と、身体の動きに影響している場所が同じとは限りません。
身体は、一か所だけで動いているわけではありません。
足首。
膝。
股関節。
骨盤。
背中。
肩。
それぞれが関係しながら、一つの動きをつくっています。
だからこそ、身体の不調を見るときには、
「どこが気になるか」だけではなく、「身体全体がどう動いているか」
を見ることが大切です。
① 「痛い場所」は身体からのサインかもしれない
例えば、腰が痛い。
すると、
「腰が悪いんだ」
と思います。
もちろん、腰そのものに問題がある場合もあります。
でも、身体の使い方によって腰に負担が集中している可能性もあります。
股関節がうまく動いていない。
身体を支える位置が偏っている。
背中が動きにくい。
そんな状態の結果として、腰に負担がかかっていることもあります。
だから、
「腰が痛い」だけでは、まだ身体の状態は分かりません。
痛い場所を見る。
そして、
「なぜ、そこに負担が集まっているんだろう?」
と考えてみる。
それが、身体全体を見る第一歩です。
② 身体の各部分には、それぞれ役割がある
身体の関節は、すべてが同じように動くわけではありません。
大きく動くことが求められる場所もあれば、身体を支えたり、動きをコントロールすることが求められる場所もあります。
例えば、
足首が動く。
膝が支える。
股関節が動く。
骨盤が身体をつなぐ。
背中が動く。
肩が腕を動かす。
もちろん、実際の身体の動きはもっと複雑です。
それでも、
「それぞれの場所が、それぞれの役割を持ちながら協力して動いている」
と考えると、身体を見る視点が変わります。
どこか一か所の動きがうまくいかなければ、別の場所がいつも以上に頑張っていることもあります。
だからこそ、
「ここだけを見ればいい」
とは限らないのです。
③ 一か所だけを見ると、見落とすものがある
以前、お客様から、
「かかとを付けたままの屈伸ができないのは、足首が硬いからですよね?」
と言われたことがあります。
実際、足首はかなり硬い状態でした。
だから、
「足首を柔らかくすればいい」
と考えることもできます。
でも、身体全体を見ていくと、それだけではありませんでした。
前ももの緊張。
股関節の使い方。
骨盤の動き。
そして、胸椎(背中の上の方)の動かし方。
いくつかの要素が重なって、屈伸の動きを難しくしていました。
そこで、股関節の使い方を一緒に練習しながら、足幅を少し広げ、骨盤を収めやすい姿勢で屈伸してもらいました。
すると、わずか10分足らずの調整でも、動きに変化が出ました。
足首が硬かった。
これは事実です。
でも、
「足首が硬い=足首だけが問題」ではなかった。
ここが、今回一番伝えたいところです。
④ まず「直す」より、「知る」
身体に問題があると、
「どうやったら治る?」
「何をすればいい?」
と、すぐに方法を探したくなります。
ストレッチをする。
筋肉をほぐす。
筋トレをする。
もちろん、それらが必要なこともあります。
でも、その前に、
「今の自分の身体は、どうなっているんだろう?」
と知ることが大切です。
どこが動いているのか。
どこが動きにくいのか。
どこで身体を支えているのか。
どこに力が入りやすいのか。
一つの動作の中で、身体の各部分がどう協力しているのか。
まず、それを見る。
その上で、
「では、どこから整えていこうか」
と考える。
この順番です。
⑤ 「原因はここ」と決めつけない
身体の不調があると、
「原因はどこ?」
と、一つの答えを探したくなります。
でも、身体はそんなに単純ではありません。
一つの動きに、複数の場所が関係しています。
だから、
「原因はここです」
と簡単に決めるより、
「今の身体は、こういう状態になっている」
と理解すること。
そして、
「どこを変えると、動きやすくなるのか?」
を考えること。
その方が、自分の身体と向き合う上では自然なのだと思います。
身体を知ることで、
「なぜ、ここが気になるんだろう?」
という疑問にも、少しずつ答えが見えてきます。
まとめ
痛い場所。
硬い場所。
動かしにくい場所。
そこに目を向けることは大切です。
でも、
そこだけを見ればいいとは限りません。
身体は、それぞれの場所が関係しながら動いています。
だからこそ、
「どこが気になるのか」
だけではなく、
「身体全体がどう動いているのか」
を見る。
それが、自分の身体を理解する第一歩になります。
そして、
整える前に、まず知る。
今の身体を知るからこそ、
「どこを整える必要があるのか」
が見えてきます。
身体の不調を、
「ここが悪い」
だけで終わらせない。
一度、身体全体を見てみる。
そこから、今の自分に必要なことが見えてくるかもしれません。
そんな方は、一度身体全体の動きを見直してみませんか?
Studio Hackでは、一人ひとりの身体の状態を評価し、生活スタイルに合わせた改善方法をご提案しています。
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