身体のクセや違和感に気づいたら、原因を決めつけるのではなく、
考えた仮説を少しだけ試してみる。
身体の反応を見ながら、自分に合う方法を探す考え方を紹介します。
名古屋市天白区
鶴舞線原駅徒歩1分
パーソナルトレーニングジム Studio Hackの牧野です。
昨日は、
「なぜ、こう動くんだろう?」
と考えながら、
身体について仮説を立ててみることについてお話ししました。
いつも同じ側に身体を預けている。
左右で動かしやすさが少し違う。
ある動きになると、なぜか動きにくい。
そんな気づきから、
「もしかしたら、これが関係しているのかもしれない」
と考えてみる。
でも、
仮説はまだ答えではありません。
では、
その仮説が本当に身体に関係しているのか。
どうやって確かめればいいのでしょうか。
そこで大切になるのが、
「少しだけ試してみる」
ということです。
① 仮説を立てたら、まず少し試してみる
例えば、
「右側に身体を預けやすいのは、左側が使いにくいからかもしれない」
と考えたとします。
そこで、
いきなり身体の使い方を大きく変える必要はありません。
まずは、
立ち方を少し変えてみる。
足の位置を少し変えてみる。
身体を動かす方向を少し変えてみる。
ほんの小さな変化を試してみます。
大切なのは、
「正しい動きに変える」
ことではありません。
「身体がどう反応するのかを見る」
ことです。
② 大きく変えるより、小さく試す
身体を変えようとすると、
「姿勢を直さなければ」
「動きを改善しなければ」
と考えてしまうことがあります。
でも、
最初から大きく変えてしまうと、
何が身体に影響したのか分かりにくくなります。
だからこそ、
少しだけ変えてみる。
そして、
そのとき身体がどう感じるのかを見る。
例えば、
「さっきより動きやすい」
「少し力が入りやすい」
「なんとなく楽になった」
そんな小さな変化でも十分です。
身体を大きく変えることより、
小さな変化に気づくこと。
それが、
次の判断につながります。
③ 身体の反応には、いろいろな答えがある
実際に試してみると、
必ず身体が変わるとは限りません。
楽になることもあれば、
あまり変わらないこともあります。
逆に、
「こっちのほうが動きにくい」
と感じることもあります。
でも、
どの反応も大切な情報です。
楽になった。
↓
この方向が関係しているのかもしれない。
変わらなかった。
↓
この仮説とは少し違うのかもしれない。
動きにくくなった。
↓
別の方法を考えてみよう。
このように、
身体の反応を次の仮説につなげていきます。
④ 「変わらない」ことも、身体からの反応
身体を試してみて、
「何も変わらなかった」
ということがあります。
でも、
それは失敗ではありません。
「この方法では変化しなかった」
ということが分かったからです。
すると、
「では、別の可能性はないだろうか?」
と考えることができます。
身体づくりでは、
すべての方法が自分に合うとは限りません。
誰かにとって良かった方法が、
自分にも同じように合うとは限らない。
だから、
一つの方法に固執する必要もありません。
試してみる。
↓
反応を見る。
↓
考え直す。
↓
また別の方法を試してみる。
この繰り返しの中で、
少しずつ自分に合う方向を探していきます。
⑤ 身体の答えは、反応を見ながら探していく
身体について考えるとき、
最初から正解を知っている必要はありません。
観察する。
↓
仮説を立てる。
↓
少し試してみる。
↓
身体の反応を見る。
↓
また考える。
この繰り返しです。
一度の変化だけで、
「これが正解だ」
と決める必要もありません。
反応を見ながら、
「こっちのほうが良さそうだ」
「これはあまり関係なさそうだ」
と、少しずつ方向を絞っていく。
身体の答えは、
一度で見つけるものではなく、
身体とのやり取りの中で少しずつ見えてくるものなのかもしれません。
そして、
ここまで試してみたら、
次は、
「最初と比べて、実際に何が変わったんだろう?」
と確認してみる。
そこから、
また次の身体の見方が始まります。
まとめ
身体のクセや違和感に気づいたら、
すぐに原因を決めつける必要はありません。
まず、
「もしかしたら、これが関係しているのかもしれない」
という仮説を立てる。
そして、
その仮説をもとに、
少しだけ試してみる。
立ち方を少し変えてみる。
足の位置を少し変えてみる。
身体の使い方を少し変えてみる。
そして、
「身体はどう反応した?」
と感じてみる。
楽になったのか。
変わらないのか。
別のところが気になったのか。
どんな反応でも、
次の判断材料になります。
だから、
変化がなかったから失敗、
というわけではありません。
試す → 反応を見る → 考え直す。
この繰り返しの中で、
少しずつ自分の身体のことが分かってきます。
身体づくりは、
最初から正解を当てることではありません。
身体の反応を見ながら、身体の答えを一緒に探していくこと。
まずは、
「少しだけ試してみる」
ことから始めてみませんか?
そんな方は、一度身体全体の動きを見直してみませんか?
Studio Hackでは、一人ひとりの身体の状態を評価し、生活スタイルに合わせた改善方法をご提案しています。