便利な道具やサービスが増えたのに、なぜか毎日忙しい。
そんな日常を少し見直して、時間と心に余白をつくるヒントを紹介します。
何もしない時間の大切さや、無理なく自分らしく過ごすための考え方を通して、忙しい毎日に少しゆとりを取り戻してみませんか。
名古屋市天白区
鶴舞線原駅徒歩1分
パーソナルトレーニングジム Studio Hackの牧野です。
① 便利になったはずなのに、なぜか忙しい
スマートフォンがあれば、買い物もできるし、連絡も取れる。
調べたいことがあれば、すぐに答えが見つかります。
昔なら時間をかけていたことが、ずいぶん手軽にできるようになりました。
本当に便利な時代です。
ところが、不思議なことに、便利になったからといって、毎日がのんびり過ごせるようになったわけではありません。
むしろ、やることが増えたような気さえします。
連絡がすぐに取れるから、すぐに返事をする。
調べられることが増えたから、もっと調べる。
空いた時間ができたら、後回しにしていた用事を片づける。
その結果、空いていたはずの時間まで、何かで埋まってしまいます。
例えば、少し早く仕事が終わったとき。
以前なら、その時間を使ってゆっくり休んでいたかもしれません。
ところが、今は「せっかく時間ができたのだから、あれもやっておこう」と考えてしまうことがあります。
もちろん、時間を有効に使うのは悪いことではありません。
ただ、便利になった分だけ予定を増やしていたら、いつまでたっても余裕は生まれません。
便利になったのに、なぜか忙しい。
考えてみると、ちょっと不思議な話ですね。
② 空いた時間は、埋めなくてもいい
予定が早く終わったとき。
思いのほか仕事が早く片づいたとき。
そんなとき、空いた時間を見つけると、つい何かをしようとしてしまいませんか?
後回しにしていた用事を済ませたり、気になっていたことを調べたり。
もちろん、それも悪いことではありません。
しかし、空いた時間ができるたびに何かを詰め込んでいたら、心が休まる時間はなかなかつくれません。
そこで、たまには空いた時間をそのままにしてみるのはどうでしょう。
コーヒーを飲みながら、ぼんやりする。
窓の外を眺める。
好きな音楽を聴く。
特に目的もなく、近所を散歩してみる。
それだけでも、十分です。
何かをしている時間だけが、価値のある時間ではありません。
例えば、コーヒーを飲みながら何となく考えごとをしていたら、気になっていたことの答えがふと浮かんでくる。
そんな経験はないでしょうか。
何かを成し遂げようと頑張っているときには気づかなかったことが、力を抜いたときに見えてくることもあります。
もちろん、何もしない時間に特別な効果を求める必要もありません。
ただ休む。
それだけでいいのです。
何もしない時間があってもいい。
そう考えるだけで、時間との付き合い方が少し変わるかもしれません。
③ 効率だけでは測れないもの
仕事でも、家事でも、トレーニングでも。
効率よく進めることは大切です。
同じ時間で、より良い結果が出せるなら、それに越したことはありません。
一方で、効率を追いかけるあまり、いつも時間に追われていたらどうでしょう。
早く終わらせることが目的になって、本来楽しめるはずのことまで、作業のようになってしまうかもしれません。
例えば、食事の時間。
お腹を満たすことだけを考えれば、短い時間で食べ終えることもできます。
しかし、家族と会話を楽しんだり、料理の味をゆっくり感じたりする時間には、単に食事を済ませることとは違った価値があります。
散歩も同じです。
目的地まで早く移動するだけなら、散歩に時間をかける必要はないかもしれません。
それでも、季節の変化に気づいたり、いつもと違う道を歩いてみたりすることが、気分転換になる場合もあります。
つまり、すべての時間を効率や成果だけで評価する必要はないのです。
食事をする時間。
家族と話す時間。
好きなことに没頭する時間。
こうした時間は、必ずしも効率や成果で測れるものではありません。
それでも、日々の暮らしを豊かにしてくれる大切な時間です。
何でも早く、何でも効率よく。
それだけでは、少し味気ない気もします。
だからこそ、たまには遠回りを楽しんでもいいのではないでしょうか。
④ いつもの日常にも、小さな発見がある
時間に追われていると、目の前のことをこなすだけで精いっぱいになります。
いつも通る道の景色。
季節によって変わる空の色。
普段は気にも留めない小さな出来事。
そんなものに気づく余裕も、なくなってしまうことがあります。
一方で、少し気持ちに余裕があると、いつもと同じ景色なのに、違うものが目に入ることがあります。
例えば、いつもの通勤路で見かける花。
普段は何となく通り過ぎていても、少し立ち止まってみると、季節の移り変わりを感じられるかもしれません。
空を見上げれば、昨日とは違う雲が流れていることもあります。
特別な場所へ出かけなくても、特別なことをしなくても、日常の中には案外いろいろな発見があるものです。
もちろん、忙しい毎日の中で、いつも余裕を持つのは難しいでしょう。
仕事や家事など、やらなければならないことは次々に出てきます。
それでも、すべてを完璧にこなそうとしなくてもいいのではないでしょうか。
例えば、移動中に少しだけスマートフォンを見る時間を減らして、周りの景色に目を向けてみる。
予定と予定の間に、あえて何も入れない時間をつくってみる。
そんな小さな工夫でも、日常の感じ方が変わることがあります。
大きく生活を変える必要はありません。
だからこそ、まずは身近なところから、少しだけ余白をつくってみるのもよさそうです。
⑤ 頑張る時間と、力を抜く時間
何かを始めるときには、目標を決めたり、計画を立てたりすることがあります。
仕事でも、趣味でも、身体づくりでも、目指すものがあると行動しやすくなります。
一方で、目標があるからこそ、思うように進まないと焦ってしまうこともあります。
予定どおりにできなかった。
やろうと思っていたことが終わらなかった。
そんなとき、つい自分に厳しくなってしまうこともあるでしょう。
でも、毎日を計画どおりに進めるのは、なかなか難しいものです。
予定が変わる日もあれば、思うように動けない日もあります。
そんな日があっても、すべてが台なしになるわけではありません。
身体づくりも同じです。
運動を習慣にしようと思っても、仕事が忙しい日や、疲れている日には、予定どおりにトレーニングできないことがあります。
そんなとき、できなかったことばかりに目を向けてしまうと、運動そのものが負担に感じられるかもしれません。
しかし、長く続けていくためには、頑張ることだけでなく、無理をしすぎないことも大切です。
その日の状況に合わせて休むこともあれば、予定を調整することもある。
そうやって自分の生活に合わせていくことが、結果的に継続につながる場合もあります。
もちろん、休むことだけを考えればいいわけではありません。
大切なのは、頑張ることと休むことのどちらか一方に偏りすぎないことです。
頑張るときには頑張る。
力を抜くときには、きちんと力を抜く。
その両方があるからこそ、長く続けられることもあるのではないでしょうか。
いつも全力で走り続けなくても大丈夫。
ときには立ち止まって、周りを見渡してみる。
そんな時間も、日々の暮らしには必要なのだと思います。
まとめ
便利な道具やサービスのおかげで、私たちの暮らしはずいぶん便利になりました。
それでも、時間に追われる毎日は、なかなかなくなりません。
空いた時間があれば何かをする。
何もしていないと、少しもったいない気がする。
そんな気持ちになることもあるでしょう。
しかし、時間を有効に使うことと、時間をすべて埋めることは違います。
何かを進める時間も大切。
何もしない時間も大切。
どちらか一方ではなく、両方あっていい。
せっかくの週末です。
やることを一つ片づけたら、もう一つ何かを始める前に、少しだけ立ち止まってみる。
コーヒーを飲んだり、好きな音楽を聴いたり。
いつも通る道の景色を眺めたり、家族との会話を楽しんだり。
そんな何気ない時間を、ゆっくり味わってみてはいかがでしょうか。
毎日を大きく変えなくても、ほんの少し時間の使い方を変えるだけで、気持ちに余裕が生まれることがあります。
さて、私もコーヒーでも飲みながら、少しのんびりしようと思います。
……と言いながら、気がついたら何か始めているかもしれませんけどね(笑)。
そんな方は、一度身体全体の動きを見直してみませんか?
Studio Hackでは、一人ひとりの身体の状態を評価し、生活スタイルに合わせた改善方法をご提案しています。