身体を変えるためにトレーニングは大切ですが、鍛えることだけが答えではありません。
身体を知り、整え、使える状態にしてから鍛えることで、トレーニングをより活かしやすくなります。
名古屋市天白区
鶴舞線原駅徒歩1分
パーソナルトレーニングジム Studio Hackの牧野です。
「身体を変えたい。」
そう思ったら、
「筋トレをしよう」
と考える方は多いと思います。
実際、筋力をつけることは身体づくりにとって大切です。
身体を支える力。
動くための力。
日常生活を楽にする力。
年齢を重ねても身体を動かし続けるためにも、筋力は必要です。
では、
鍛えれば鍛えるほど、身体は良くなるのでしょうか?
答えは、そうとは限りません。
身体の状態を知らないまま鍛える。
身体がうまく使えないまま鍛える。
そんな状態で頑張り続けると、せっかくのトレーニングを十分に活かせないことがあります。
だからこそ、
鍛える前の準備が大切です。
① 鍛えることは悪くない
ここは誤解してほしくありません。
筋力をつけることは、とても大切です。
身体を支える力。
動くための力。
日常生活を楽にする力。
これから先も自分の身体を動かし続けるためにも、筋力は必要です。
だから、
「鍛えない方がいい」
という話ではありません。
むしろ、
しっかり鍛えるためにも、準備が必要なのです。
② 使いにくい身体を、そのまま鍛えない
例えば、
股関節をうまく使えない状態でスクワットを繰り返す。
肩が動きにくい状態で腕を上げるトレーニングを続ける。
身体を支える位置が安定しないまま負荷をかける。
このような場合、身体は動かしやすい場所で代わりに動こうとします。
頑張っているのに、
「思った場所に効かない。」
「疲れる場所がいつも同じ。」
「トレーニングをしているのに身体がしんどい。」
そんなことが起こる場合があります。
もちろん、これだけで原因を決めつけることはできません。
大切なのは、
「今の身体は、どのように動いているのか?」
を確認することです。
③ 整えて、使えるようにしてから鍛える
ここまでの記事で、
身体を知る。
↓
必要なところを整える。
↓
その身体を自分で使う。
という順番についてお話ししてきました。
そして、その先にあるのが「鍛える」です。
身体を整えたから鍛える。
使えるようになったから鍛える。
という順番です。
例えば、スクワットをするとしても、
ただ回数をこなすのではなく、
どこで身体を支えるのか。
どこを動かすのか。
どのように力を出すのか。
自分の身体を感じながら負荷をかけていく。
そうすることで、トレーニングは単に「きつい運動」ではなく、身体をより良く使うための時間になります。
④ 鍛えることで、できることが増えていく
「整える → 使う」までできたら、鍛える必要はない。
そういうことでもありません。
むしろ、ここからが身体づくりの面白いところです。
身体を自分で使えるようになったら、
もっと力を出せるようにする。
もっと長く動けるようにする。
もっと安定して動けるようにする。
もっと難しい動作にも挑戦できるようにする。
そうやって、
「できること」を少しずつ増やしていく。
これが「鍛える」ことの大きな役割です。
鍛えることは、身体を追い込むことだけではありません。
自分の身体の可能性を広げることでもあります。
⑤ だから、順番が大切
身体づくりは、
いきなり鍛えるところから始めなくてもいい。
まず、
知る。
今の身体がどうなっているのかを知る。
↓
整える。
必要なところを整えて、身体を使いやすくする。
↓
使う。
整えた身体を、自分で動かしてみる。
↓
鍛える。
使えるようになった身体に負荷をかけ、できることを増やしていく。
この順番です。
もちろん、すべての人に同じ順番や方法が当てはまるわけではありません。
だからこそ、最初に身体を評価することが大切なのです。
まとめ
身体を変えるために、鍛えることは大切です。
でも、
鍛えることから始めなければならないわけではありません。
まず自分の身体を知る。
必要なところを整える。
整えた身体を自分で使えるようにする。
その上で鍛える。
知る → 整える → 使う → 鍛える
この順番を大切にすることで、
「ただ頑張る身体づくり」から、
「自分の身体を理解し、自分で扱える身体づくり」
へ変わっていきます。
そして、身体を自分で扱えるようになれば、
次はもっとできることを増やしたくなる。
少し重いものを持ってみたい。
もう少し長く歩いてみたい。
以前できなかった動きをやってみたい。
身体づくりは、そこで終わりではありません。
できることが増えれば、次のステージが見えてきます。
それが、身体を鍛える意味なのかもしれません。
身体づくりをもっと知りたい方はこちら
・「使える身体」ってどんな身体?|柔らかさや筋力だけではない理由