「最初はできなかったのに、いつの間にかできる」|身体は動き方を覚えていく

最初は意識しないとできなかった動きが、繰り返すうちに自然にできるようになる。

身体と脳が動き方を学習する過程から、身体づくりを考えます。


名古屋市天白区

鶴舞線原駅徒歩1分

パーソナルトレーニングジム Studio Hackの牧野です。


「最初は意識しないとできなかったのに、気づいたら自然にできるようになっていた。」

そんな経験はありませんか?

自転車。

箸の使い方。

スポーツのフォーム。

楽器の演奏。

最初は一つひとつ考えながら動かしていたのに、

繰り返すうちに、いつの間にか自然にできるようになる。

身体の動きにも、同じようなことが起こります。


① 新しい動きは、最初から自然にはできない

例えば、

今まで使ってこなかった身体の動かし方を練習するとします。

「股関節をここから動かしてみましょう。」

「重心をこちらに移してみましょう。」

「背中をこう使ってみましょう。」

最初は、

「難しいな。」

「どこを動かせばいいの?」

となるかもしれません。

でも、

これは当たり前です。

今まで慣れていなかった動きなのだから、

最初から自然にできる必要はありません。

むしろ、

「分からない」「やりにくい」から始まるのが普通です。


② 繰り返すことで「考えて動く」から「自然に動く」へ

最初は、

「股関節を動かそう。」

「重心を移そう。」

と、一つひとつ意識します。

でも、

何度も繰り返しているうちに、

少しずつ意識することが減っていきます。

そして、

気づいたら自然にその動きができる。

これは、

身体がその動き方を学習している一つの過程です。

「知っている動き」から「できる動き」へ。

さらに、

「できる動き」から「自然にできる動き」へ。

身体の使い方は、

こうやって変わっていくことがあります。


③ 「上書きする」というより、「選択肢を増やす」

ここで、

「今までの悪い動きを上書きする」

と考えることもできるかもしれません。

でも、

僕は少し違うと思っています。

身体が今まで使ってきた動き方を、

全部消してしまう必要はありません。

むしろ、

「こういう動き方もできる」

という新しい選択肢を増やしていく。

例えば、

今までしゃがむときに、

いつも同じ場所に頼っていた。

そこに、

「股関節を使って動く」

という新しい選択肢が加わる。

すると、

身体は状況に応じて、

別の動き方を選べるようになります。

だから、

「上書き」というより、

新しい選択肢を身体に覚えてもらう。

そんなイメージの方が近いのかもしれません。


④ 最初は「正しくやろう」としすぎなくていい

新しい動きを覚えるとき、

「完璧にやらなきゃ」

と思ってしまうことがあります。

でも、

最初から完璧である必要はありません。

少しずつ動いてみる。

身体の感覚を確認する。

違えば修正する。

またやってみる。

この繰り返しです。

身体は、

一回の動作で変わるものではありません。

小さな経験を積み重ねることで、少しずつ変わっていきます。

だからこそ、

トレーナーの役割も、

「正しい動きを一方的に教えること」

だけではないと考えています。

その人の身体を見ながら、

今できることを確認する。

必要な動きを一緒に探す。

少し難しいところは、

できるところまで分解する。

そして、

その人が自然に動ける方向へ導いていく。

それも、

トレーナーの大切な仕事だと思っています。


⑤ 「自然にできる」は、努力が消えたわけではない

ある日、

「前より自然にできるようになった。」

と感じることがあります。

でも、

それは何もしていないのにできるようになったわけではありません。

その前に、

何度も動いて、

何度も考えて、

何度も修正している。

その積み重ねがあります。

だから、

自然にできるようになった動きほど、その裏には積み重ねがあります。

身体と脳がその動きに慣れて、

「頑張って動かす」

必要が少なくなっただけなのです。


まとめ

新しい動き方は、

最初から自然にできるわけではありません。

まず、

知る。

そして、

意識して動かしてみる。

繰り返す。

修正する。

また動く。

そうやって、

「知っている動き」

が、

「できる動き」になり、

やがて、

「自然にできる動き」

へ変わっていく。

だから、

身体を整えることは、

一時的に身体を動きやすくするだけではありません。

整えた身体を使い、

新しい動き方を経験し、

繰り返す。

その積み重ねによって、

身体と脳に新しい選択肢が増えていく。

そんな考え方もできます。

そして、

その過程を一人で無理に進める必要もありません。

自分では気づきにくい身体の特徴を一緒に確認し、

必要なことを整理して、

今の自分に合った方向へ進んでいく。

そんなサポートがあれば、

身体づくりはもっと分かりやすくなるかもしれません。

そして、

自然に使えるようになった身体だからこそ、

次の段階として、

「もっと強く使う」

ということができる。

それが、

「鍛える」

という段階につながっていきます。

身体づくりは、

ただ「正しい動き」を覚えることではありません。

自分の身体に合った、より良い選択肢を増やしていくこと。

そして、

その選択肢を自分のものにしていくこと。

そんな身体づくりを大切にしたいと思っています。

そんな方は、一度身体全体の動きを見直してみませんか?

Studio Hackでは、一人ひとりの身体の状態を評価し、生活スタイルに合わせた改善方法をご提案しています。

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